【ネタバレ】アナ雪考察風・妄想③「エルサについて」

 

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エルサ姉さんです。

 

気品があり、とても美しい雪の女王様です。

今回はそんな姉さんの真実に迫りたいと思います。

 

今までのブログを踏まえての考えですので、ぜひこちらもお読み下さい!

【ネタバレ】「アナ雪2 」①魔法の森とアートハランの正体とは!? - たぬきの部屋

【ネタバレ】アナ雪2 ②今作のテーマを考える - たぬきの部屋

 

 

そして、あくまでも

個人の意見です。

 

過激なことは書くかもしれませんが、

批判はすみません。受け付けません。

ご注意下さい。

 

 

① 1でのエルサ

1-1 人間を超えるエルサ

1を見て頂くとわかると思いますが、

エルサは自分の力を隠してずっと生きてきました。

 

急なアレンデール王の死により、

エルサが王位を継承することとなります。

 

しかし、氷の力が暴発してしまい

アレンデールを抜け出すこととなります。

 

その後の有名な"Let it go"にてエルサの心情が全て語られています。

 

【ネタバレ】「アナ雪2 」①魔法の森とアートハランの正体とは!? - たぬきの部屋【ネタバレ】「アナ雪2 」①魔法の森とアートハランの正体とは!? - たぬきの部屋

 

こちらの冒頭の動画に詳しくは解説されておりますが、エルサはここで人間を辞めます

 

確かに、オラフを生み出すことや

寒さを感じなくなっていくところ、人間を超越してますよね。

 

1だけの情報では、動画の考察のように化物的な存在になったとも取れますが、2を観たことで私の中で少し変化しました。

 

あれ、あの雪山で神となったのでは…?

 

エルサは2の終盤で、第5の精霊だと明らかになります。

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一部の民族は精霊信仰(アニミズム)という言葉があり、精霊を信仰する文化があるそうです。

 

ノーサルドラの民こそ、この精霊信仰の文化があったのではないかと思います。

(入口に各精霊を示す巨大な岩を置き、モアイの様な、守神的な役割を持たせている?)

 

ちなみに、ノーサルドラのモデルとなったと言われるサーミ人も精霊信仰であるようです。

 

つまり、エルサもその信仰の対象になり得る存在であると言えるではないでしょうか。

 

とすると、1で氷の力を解放した際に神格化していたと考えられます。

 

神っぽい点をまとめるとこんな感じです。

 

・生物の創造

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・死者の復活

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・服や城など、万物の創造など

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人間であるアナやクリストフはできませんよね。

 

 

1-2 どんなメッセージがあったのか

「本当の愛は男女間だけとは限らないじゃないか」と制作陣はインタビューしていたと記憶していますが、エルサが神となった場合のメッセージを考えてみました。

 

結局こうなってしまうのかな…

 

信仰を忘れないこと

 

「隣人を愛しなさい」

キリスト教聖書で各ページにあるんじゃないかってレベルで「愛」についてが書かれています。

(実際聖書にのってる単語で一番多いのは「愛」だそうです笑)

 

しかし、日本のみならず、欧米でも神への信仰が薄れてきているという話を耳にしたことがあります。

 

エルサが神とするとだいぶわがままで攻撃的な神ですが、アナからすると一番近く、一番深い愛があるはずの存在です。

 

つまり、

神様は常に貴方の側にいます。

本当に貴方が愛すべき対象は、神であり、それが真実の愛なのです。

(タヌキによる福音書3:5-6)

 

ってテーマと捉えることも…??

 

 

…ということで、

1にてエルサは神となりました。(ゴリ押し)

 

 

 

② 2でのエルサ

2-1 なぜアレンデールを出たのか

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以上のことを踏まえて2でのエルサを考えます。

 

エルサは声に導かれてノーサルドラ・アートハランに出かけます。

その様子や心情が"Into The Unknown"にて語られています。

https://youtu.be/UIX6yEgkQMM

 

この"Into The Unknown"にて旅に出る理由が語られていますが、決してアレンデールを救出する為ではありません。

 

自分は何者か

 

ただ、それを知りたい為です。

Or are you someone out here who’s a little bit like me?
Who knows deep down I’m not where I’m meant to be
Every day’s a little harder as I feel my power grow
Don’t you know there’s part of me that longs to go into the unknown?

意訳: 力増すから違うどこかにいるべきかね

生まれる前から、エルサは神の器ではありましたが、能力を開放した1にてエルサは神となりました。

しかし、1のラストにて人間界(アレンデール)で生きることを選びます。

 

力が増す=より神格化が進行している

 

その後、人間界で幸せに過ごしますが、エルサはどんどん人間界に違和感を感じるようになるのです。

 

そこでついに聞こえてきた謎の声をきっかけに祖国を出ることを決意します。

 

霧の国、漆黒の海。つまりニヴルヘイムへの旅が始まるのです。

 

2-2 最終形態の意味とは

エルサはアートハランにて最終形態へとなります。(白エルサ)

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エルサが形態を変えるのは2回目であり、その1回目とは、Let it goの際に神格化した時でした。

 

エルサはアートハランにて本当の自分を見つけたことで、更に役割が変化したと考えて良いと思います。

 

"Show yourself"後、あの「少しも寒くないわ」と豪語するエルサの様子が変わってきます。

 

最終的に凍死します。

 

そして、蘇るというこの経験で、このエルサ(神)は死も司ることになります。まさに聖人ですね

 

なにが言いたいかというと、

北欧神話でいうところの

ヘルとなったのではないでしょうか?

 

ヘルはニヴルヘイムを治める神様であり、死者を生者に戻すことが出来ると言われています。

 

(おや???)

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ノーサルドラがニヴルヘイムなのではないか説はこちらでも話しておりますが、

【ネタバレ】「アナ雪2 」①魔法の森とアートハランの正体とは!? - たぬきの部屋

氷の国や霧の国とも呼ばれています。

 

雪の女王爆誕と言っても過言ではないのではないでしょうか。

 

2-3 結末の意味

ここまで読んで頂ければ、エルサがアレンデールに戻らずにノーサルドラに残ることを選んだ理由は明白かと思います。

 

それは、

神として本来治めるべき場所、

いるべき場所だからです

 

例えば、ローマ教皇様が来日されてましたが、

ローマ教皇が日本を統治することなんかあり得ませんよね。

信仰される対象は、信仰される場所にいるべきなのです。

 

エルサも同じです。

 

 

おまけ

なぜラストシーンで、死者の国のノーサルドラのみんなは生きてる?

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死んでます。

 

 

 

厳密にいうと、ラストでアレンデールにおらず、ノーサルドラにいる人は死んでます。

 

考えてみて下さい。

 

アナ様は過去の過ちを正すためにダムをぶち壊します。アナが悲しい顔をしてその決断をしたのは自分たちの故郷である、アレンデールが沈むからというのは劇中でも話していました。

 

結果的に、エルサが蘇り、ダッシュで帰ってきたから無事でしたが、その絵がすごい迫力でした。

 

こんな感じです笑

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遠い国でもこのレベルの津波が来たらダムの麓の国、つまりノーサルドラはどうなってるとおもいますか??

 

生きている方が奇跡です。

 

アレンデールに帰国した、アナ様・クリストフ・少尉(?)はダムの上にいたから助かったと考えられます。

 

少尉の奥さんのおばあちゃんは何故でしょうね。

 

劇中で最も熱く信仰心を見せていたため、

神様に救われたのでしょうか。

 

やっぱり、

 

神を信じること、

忘れちゃいけないというメッセージですかね。

 

なんて。笑

 

 

最後まで読んでくださり、

本当にありがとうございます!!

 

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