Colorful
雨に濡れる街を見て、「綺麗」と言える男になりたい
僕はいい大人ですが、そんな厨二じみたことを今でも考えます。
昔、友人の影響で物語を書こうと思ったことがあったんです。
その内容は死んだお父さんが、息子の心の中で生きてるよって話にしようと考えてました。
そんな息子(主人公)が自分の将来について悩んでいた時、架空の図書室の先生が雨の外を眺めながらこう言います。
「ほら、外を見て。
人は雨の日には俯いて、足元ばかりみているでしょ。
傘が邪魔してるから仕方がないの。
でもさ、顔を上げて、誰も見ていない虹が見えたらどう?
ね、ワクワクしてこない?」
文章の上手い下手は置いておいて…
昔から雨の日にこそ何か素晴らしいことがあるんじゃないかと信じていました。
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"Colorful "は、僕が大学生1年生の頃のクリスマスイブの日に初めて聴きました。
デパートの地下でケーキ屋さんのバイトだったので、クリスマスイブは多忙を極めていました。
大学でやっていたオルガンもうまく弾けないしで、心身ともにへっとへとだった時に聴いたこのサウンドは
まるで虹のように僕の心を彩っていったことを鮮明に覚えています。
正直、英語が堪能でなかった僕は
意味なんて全然わかりませんでした。
十人十色、いろんな色でええんやで。
って感じなのかなとなんとなく思っています。
元々はH△Gさんが日本語で歌ってた曲を
Miliさんでアレンジされたという形となっていたかと思いますが、全く世界観が違い、どちらも魅力的です。
今回は、クリスマスが近づいてきたという事や、
自分自身の人生を彩りたいとか、そんな色々な思いがあり、この曲をピアノアレンジしました。
アレンジして、楽譜にして、練習して
…頑張って作りました。笑
是非是非ご覧いただければ嬉しいです!
Twitter→tanukiti_song